今さら密かに報道される安愚楽牧場の失態~口蹄疫・その後~
消費税増税論議と参議院議員選挙で
私もすっかり忘れていた春の口蹄疫騒動。
今更になって、安愚楽牧場の失態が報じられています、しかも名を伏せたままで。
(それに比べて実名迅速報道の旬刊宮崎はよくやった!)
ついでに、旬刊宮崎は当初日本共産党宮崎支部の発行している新聞だと言う情報が
流れていましたが、あれはたまたま同名の過去に発刊されていた新聞だったそうです。
旬刊宮崎新聞社と日本共産党は無関係です。
なので、旬刊宮崎新聞社発刊の堂々たる地方紙による報道
と云うことが明らかになったのです。
ここまで詳しく調査出来る方は素晴らしいなと思います。
私の紹介する情報は2次のものが多いもので、質が悪いかもしれません。
一度、何かの取材でもしてみようかと思っています。
あと、進展状況として、先月初め、牧場側が、名誉棄損で新聞社を訴えたそうです。
口蹄疫による当社の対応について
/有限会社旬刊宮崎に対する訴訟について(安愚楽牧場)
↑より引用開始
2010年 06月08日 口蹄疫による当社の対応について
4月20日、宮崎県において口蹄疫の擬似患畜が確認され、関係者による畜舎や道路の消毒など必死の封じ込め作業や措置が講じられましたが、感染は2市5町に広がりました。 この地区における当社の各牧場におきましても、昼夜をあげて社員が防疫に努めてまいりました。
さらに、口蹄疫の更なる拡大を防止するため、5月19日口蹄疫対策本部より口蹄疫防疫措置により、当社に於きましても移動制限区域内の牛が殺処分対象となり、5月24日、25日の両日でワクチン接種が完了いたしました。
当社としましては、手塩に掛けて育ててきた黒毛和牛を処分せざるを得ない事は、断腸の思いでございますが、口蹄疫防止のため政府の指導に基づき、社員一丸となって防疫対策に取り組み、この難局を乗り越えて地域に根ざした畜産会社として、これからも力強く邁進してまいります。
6月4日には宮崎県西部のえびの市を中心に区域内の安全性が確認され、家畜の移動を禁止する移動・搬出制限区域が解除されました。 川南町を始め、その他地域におきましても、防疫対策の効果があらわれ、1日も早い終息を願っております。
風評被害について
「旬刊宮崎」なるミニコミ紙に、事実無根の口蹄疫に関する安愚楽牧場に対する中傷誹謗記事が掲載され、その記事がインターネットを通じ流れ、その影響で様々な投稿が見受けられます。
幾ら言論の自由とは言え、意図して作られた事実無根の情報を流すことは道義上許されるものではありません。
当社は「旬刊宮崎」に対し謝罪広告掲載を求め、既に訴訟を起こしております。
2010年 06月03日 有限会社旬刊宮崎に対する訴訟について
有限会社旬刊宮崎発行の「旬刊宮崎」(平成22年5月15日号)に掲載された当社に関する記事につき、事実に反する事であり当社の社会的評価を著しく害するものであるため、有限会社旬刊宮崎に対し、5月20日、当社顧問弁護士を代理人として、謝罪広告掲載を求める警告書を送付いたしましたが、謝罪広告の掲載が行われないため、6月2日同社に対し、謝罪広告掲載等を請求する訴訟を、宮崎地方裁判所へ行いました。
引用終わり
裁判で真実が明らかになることを望むばかりです。
こんなに多くの人たちに迷惑をかけた責任を取ってもらいたいですね。
5人ほどこれに関連して社員が自殺してしまったという情報もありますが、
確かではありません。
また、少なくともトップの経営者に何ら対応に変わりがあったとは見られません。
こちらが記事(http://www.shinetworks.net/cgi-bin/img-up/src/1276702741680.gif)です

そして、今日の本題です。
以下の記事を、
長崎新聞のサイトで見つけました。
本日の最新記事(午前2時2分)なので、
夕刊がなければ明日(火曜日)の朝刊に載ると思います。
大規模農場で症状見過ごし 口蹄疫、感染調査の鍵より転載開始

宮崎県の口蹄疫問題で、4月下旬に疑い例が確認された川南町の大規模農場で、獣医師が県の家畜保健衛生所に異常を通報した6日前から、牛数頭によだれの症状が出ていたことが18日、経営会社への取材で分かった。当時は、国内10年ぶりとなる都農町の1例目の公表前。別の関係者によると、国が実施した抗体検査の結果から、大規模農場の感染時期は遅くとも4月上旬とみられる。
口蹄疫問題では数十軒の農場で症状が見過ごされた可能性が指摘されているが、農林水産省の疫学調査チームは牛700頭以上を飼育する大規模農場の状況が、感染拡大ルート究明の鍵の一つとみて調査を進めている。
大規模農場では都農町の1例目公表後、牛の舌にただれなどの異常も発見したが経過観察とし、すぐ届けていなかった。
経営会社側は「よだれはやや多い程度で風邪を疑った。1例目の公表前に口蹄疫を予見するのは著しく困難で、舌のただれなどがある牛が増えた時点で届けた」とする。
同社の弁護士によると、大規模農場では4月18日、よだれの症状がある牛数頭を把握。獣医師が風邪を疑い、ほかの牛も含め抗生物質を投与した。県が都農町での1例目を公表したのは同20日。翌21日には、大規模農場のすぐ近くにある農場2カ所でも疑い例が出た。
ここまで
これってどう考えてもあの牧場ですよね。
しかも、何を今更と云う印象が強すぎます。
見覚え、聞き覚えが確かにあります。
はっきりと覚えています。
皆さんの中にも既にご存じの方が多いと思います。
ほとんどニュースで報道されなくなって、
誰も注目しなくなった頃にこれですよ。
評価はできるけれども、
感心ものですよね。
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