地方政党と地域主権について
ブロ友のfujicoさんの記事誰かロマンチック止めて♪
これを読んで、現在の地域政党についてまとめてみようと思いました。
私は昨年記事に書いたように、「道州制」には反対ですが、
「地域主権(分権)」には賛成しております。
それにはいくつかの理由があります。
宜しければ以下をご参照ください。
私が道州制に反対するこれだけの理由~二重地方格差で日本を分裂させるな
関西広域連合発足決議採択についての考察~奈良県の不参加にエール~
私のスタンスとしては、
「マスゴミ」がフィーチャーするもの=怪しい
「マスゴミ」が叩くもの=(たいていの場合)本物
と云う感じです。
やっかいなのは都合よく部分的に批判したりひいきしたりするところです。
テレビにあまり出られない人については、
それだけで評価点が上がったりしますね。
今のところ、大阪府の橋本知事はですぎ。
怖いくらいに露出している。
ところがあの名古屋市河村たかし市長と連帯したりしているんですね。
同じように取れるかは難しいです。
ここで、現在の状況を一人ずつ見ていきましょう。
大阪府橋本知事→最終的に「関西州」の設立を目指す方向。大阪市長とは仲が悪い。
関西広域連合を設立する。名古屋市長河村氏と連帯。原口元大臣とも近い。
大阪維新の会を結成させている。東国原氏が連帯して大阪市長選に出るかも。
みんなの党とは近かったが最近は少し距離を置いている。
小沢氏との連帯は「住民の理解」が得られないからと後回し。
自民党の石原氏が「大阪都」は日本にとってプラスと追い風。
名古屋市河村市長→「中京都構想」を掲げて再選した。橋本知事と共闘している。
愛知県知事と連帯している。小沢氏とは新生党仲間で「減税日本」と政策が近い。
原口元大臣とはあまり接点は無い。独立党推薦の阿久根市長竹原氏と連動(?)
小沢元民主党代表→「地域主権」論者。中央政府の権限を地方に廻すことを重視。
河村市長とは新生党の時からのつきあい。原口大臣と政策が近い。
ただ橋本知事とは最近はあまり関わっていない。
道州制にある程度積極的な国民新党亀井氏と中がいい。
ただ地方分権は地方公務員改革を阻害するとした点で
新党日本田中康夫の政策とズレがある。
民主党原口元大臣→小沢派で重要なひとり。地域主権論者であり政策が近い。
橋本知事と連帯することを表明するが、本人はあまり乗り気でない。
東国原氏とも連帯の方向。基本的にメディア露出が多い人と近い。
ただ河村市長とはあまり接点がない。
なかなか面白いと思いません?
東国原→原口氏→小沢氏→河村氏→橋本氏→みんなの党渡辺→石原幹事長
という線でつながってしまっているというか、
ちょっと訳が分からなくなってきているんですね。
ただはっきりしていることは、
「地域主権」と「道州制」は同じではない
ということです。
完全に2つにわけることはできませんが、
そちらの系統があるかを考えることは重要ではないかと思います。
まあ私は反橋本の奈良県知事荒井氏を支持していますが。
奈良県がうまく乗り切ることを祈るばかりです。
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