あなたの「脳内に存在する」ベーシックインカムだけが 唯一絶対のものではない。~三つのベーシック・インカム~
ベーシックインカム反対派の方たちに感化され、
ますますベーシックインカム熱が高まりつつまります。
この調子で関連記事を書いていきます。
「生活に必要な金額は国が支給する」
ベーシックインカムで所得再分配を見直せ!/
BIの理念を共有し、社会保障の改善を求めよ
の、コメント欄より引用
04. 2010年4月19日 19:03:16: eJpJR4SFmM
お金の代わりに物を配るとイメージすれば、いかにむちゃくちゃな空論かということが理解できるだろう。
ベーシックインカムを信じている人たちは、お米や野菜などが勝手にできてくると思っている。
介護サービスしてくれる人も、ランプをこすれば出てくると思っている。
お金はモノがあって初めてお金になる。
物やサービスが地中から湧いて出てくるとでも思っているのだろうか。
わかるかなあ。
でも妄想にふけっている人に何を言っても無駄な気もするが。
見たいと思うものしか見えていないのだから。
05. 2010年4月19日 19:32:03: yDzOBtnKH2
>>04
ベーシックインカムが「空論」「妄想」かどうかは、
給付水準等具体的な制度設計如何である。
あなたの「脳内に存在する」ベーシックインカムだけが唯一絶対のものではない。
財源論もさまざまであり、どれが妥当か、論者によって異なる。
10人の識者がいれば、10種類のベーシックインカムがあるといっても過言ではないと思う。
よって、一概に「空論」「妄想」と決め付けられない。
妥当性を個別具体的に判断していくしかない。
例:
■三つのベーシック・インカム
ベーシック・インカムの手法としては、具体的には以下の三つがある。
(1)完全ベーシック・インカム: 属性や所得の壁を完全に取り払い、国民全員に一律に同等の金銭給付を行うもの。
この立場は、ベーシック・インカムを純粋に政治哲学として議論している人に多い。
(2)負の所得税: 所得税の累進課税を強化した上で、課税最低限を下回る所得の人には、所得水準に応じて金銭を直接給付するというもの。
この立場は、ベーシック・インカムを政策論的に推進しようとする人(特に経済学者)に多い。
(3)給付つき税額控除: 減税政策や消費税の増税などを行った際に、一定の所得以下の人に減税分や増税分を直接給付するというもの。
これは一部の国では既に導入され、日本でも具体的に検討されている。
■宮本章史・諸富 徹「所得再分配と税制――ワークフェアから普遍主義的給付へ」
齋藤純一編『自由への問い一 社会統合――自由の相互承認に向けて』岩波書店、2009年所収。
諸富徹「グローバル化による貧困の拡大と給付付き税額控除――イギリス所得税制の経験から何を学べるか」
諸富 徹編著『グローバル時代の税制改革――公平性と財源確保の相克』ミネルヴァ書房、2009年所収。
前者は再読。どちらも、就労支援のために導入された給付付き税額控除が、
イギリスでは、より普遍的な、ベーシック・インカム的なものへと変化していったことを指摘している点が興味深い。
http://d.hatena.ne.jp/TamuraTetsuki/20100129/p1
06. 2010年4月20日 01:20:11: hsEbGv5UJQ
>>04へ、
おカネが、原因で今の経済状態、社会状態が起こっている。
カネが先ではなく、人間が先なのだ。
それ故、BIの発想が生まれたのだ。
如何にして、国民、市民が生きていけるか、そのための制度なのですよ。
貧乏ゆえ犯罪を犯す人が、これからもっと増えれば、結局社会コストが増える。
貴方の隣人が、親、子供なら、助けるでしょう。
この精神が、BIなのだ。
ベーシックインカムは、それ自体が必要とするものではないのです。
フランス革命の欺瞞に気付き始めた人が、
一人ひとり考えてきた結果が、そのような思想、制度であるというだけです。
貧困を解決する以前に、
「そもそも貧困を発生させない」発想なのです。
これが不可能なことなら、
戦争をするよりも難しいことを説明してもらいたいと思います。
戦争をするくらいなら、
ベーシックインカムの導入くらい簡単にできるでしょう。
と、言いたいです。
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ますますベーシックインカム熱が高まりつつまります。
この調子で関連記事を書いていきます。
「生活に必要な金額は国が支給する」
ベーシックインカムで所得再分配を見直せ!/
BIの理念を共有し、社会保障の改善を求めよ
の、コメント欄より引用
04. 2010年4月19日 19:03:16: eJpJR4SFmM
お金の代わりに物を配るとイメージすれば、いかにむちゃくちゃな空論かということが理解できるだろう。
ベーシックインカムを信じている人たちは、お米や野菜などが勝手にできてくると思っている。
介護サービスしてくれる人も、ランプをこすれば出てくると思っている。
お金はモノがあって初めてお金になる。
物やサービスが地中から湧いて出てくるとでも思っているのだろうか。
わかるかなあ。
でも妄想にふけっている人に何を言っても無駄な気もするが。
見たいと思うものしか見えていないのだから。
05. 2010年4月19日 19:32:03: yDzOBtnKH2
>>04
ベーシックインカムが「空論」「妄想」かどうかは、
給付水準等具体的な制度設計如何である。
あなたの「脳内に存在する」ベーシックインカムだけが唯一絶対のものではない。
財源論もさまざまであり、どれが妥当か、論者によって異なる。
10人の識者がいれば、10種類のベーシックインカムがあるといっても過言ではないと思う。
よって、一概に「空論」「妄想」と決め付けられない。
妥当性を個別具体的に判断していくしかない。
例:
■三つのベーシック・インカム
ベーシック・インカムの手法としては、具体的には以下の三つがある。
(1)完全ベーシック・インカム: 属性や所得の壁を完全に取り払い、国民全員に一律に同等の金銭給付を行うもの。
この立場は、ベーシック・インカムを純粋に政治哲学として議論している人に多い。
(2)負の所得税: 所得税の累進課税を強化した上で、課税最低限を下回る所得の人には、所得水準に応じて金銭を直接給付するというもの。
この立場は、ベーシック・インカムを政策論的に推進しようとする人(特に経済学者)に多い。
(3)給付つき税額控除: 減税政策や消費税の増税などを行った際に、一定の所得以下の人に減税分や増税分を直接給付するというもの。
これは一部の国では既に導入され、日本でも具体的に検討されている。
■宮本章史・諸富 徹「所得再分配と税制――ワークフェアから普遍主義的給付へ」
齋藤純一編『自由への問い一 社会統合――自由の相互承認に向けて』岩波書店、2009年所収。
諸富徹「グローバル化による貧困の拡大と給付付き税額控除――イギリス所得税制の経験から何を学べるか」
諸富 徹編著『グローバル時代の税制改革――公平性と財源確保の相克』ミネルヴァ書房、2009年所収。
前者は再読。どちらも、就労支援のために導入された給付付き税額控除が、
イギリスでは、より普遍的な、ベーシック・インカム的なものへと変化していったことを指摘している点が興味深い。
http://d.hatena.ne.jp/TamuraTetsuki/20100129/p1
06. 2010年4月20日 01:20:11: hsEbGv5UJQ
>>04へ、
おカネが、原因で今の経済状態、社会状態が起こっている。
カネが先ではなく、人間が先なのだ。
それ故、BIの発想が生まれたのだ。
如何にして、国民、市民が生きていけるか、そのための制度なのですよ。
貧乏ゆえ犯罪を犯す人が、これからもっと増えれば、結局社会コストが増える。
貴方の隣人が、親、子供なら、助けるでしょう。
この精神が、BIなのだ。
ベーシックインカムは、それ自体が必要とするものではないのです。
フランス革命の欺瞞に気付き始めた人が、
一人ひとり考えてきた結果が、そのような思想、制度であるというだけです。
貧困を解決する以前に、
「そもそも貧困を発生させない」発想なのです。
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