「失われた20年」なんかじゃない、「失わせた20年」だった。~ここ誰の国?~
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↑是非、読んでみて下さい。
20年間の国民からの搾取の
全記録の集大成です。
http://9319.teacup.com/tokaiamananndemo/bbs/2770と、その続き
> No.2766[元記事へ]
地球人さんへのお返事です。
> 日銀は国際金融マフィアの言いなりのようですが、民主党が日銀法改正に踏み切れるかどうかに掛かっています
するわけありませんよね。
消費税増税を持ち出す首相の率いる政党ですから。
私は、小沢派がよくあんな党にいてられるなあと感心しているんです。
言うことも考えることも全く違うのに「自公政権よりまし」として留まる。
なんと虚しい現状でしょうか。
「福田首相」の時に大連立でもしておいた方がよかったのにと思います。
菅政権ほど虚しい政権は他にありません。
同じ与党であるはずの「国民新党・新党日本」の議員もあきれていることでしょう。
そして、小沢派は党内でも無視され続ける。
(菅が首相になるための)政権交代の実現に利用されただけだったんですね。
あまりにもかわいそすぎます。
とにかく、現政権が日銀法改正など期待する方が無駄です。
以下が追記
12~13年前の「金融ビッグバンに合わせた」“日銀法改正”は、
日銀の売国化=(民意としての)政治の意図を反映しにくくする=「日銀の独立性」
を目的に施行されました。
失われた20年っていうけど、これは単なる人口減少と少子高齢化社会のせいだけで
失われたのではないはずと思っています。
政治がすることをしてこなかったんです。
消費税というものを導入、そして増税し人を殺し、
社会保障費などというそもそもいらないお金を中産階級からむしり取りました。
国民生活を第一に考えていた小渕首相は殺されて、その後清和会が牛耳っていきました。
官から民へのフレーズとともに国民の財産を簡単に私物化させ、
まるで戦争状態と同じであるかのように大資本や他国へ資産が流出していきました。
低層労働者からますます搾取するため、あらゆる「国民生活保障機能」を解体しました。
そして団体に縋りよったものだけが「生活保護」という特権を得るようになり、
個人としてものを堂々ということも出来ない「囲い込み」戦略に陥った人は
以前に自分が陥っていた境遇にある人のことを考えなくなりました。
そういう人が関心を持つようになったのは、
「国民の生活」とか数々の不公正や不平等なことがまかり通る「特権社会」のことでなく、
北朝鮮や中国からの(確かに存在するはずの)「日本への脅威」でした。
そうするうちに、若者は「戦争でも起きればよい」、「軍備は増強すべき」などと、
まるで「平和国家」としての面影もなくなったことが明らかに分かるような
言動を表明するようになり、そういうことに生き甲斐を見出し始めました。
そんな中、小沢一郎への強烈なネガティブキャンペーンというものが、
多くの国民に受け入れられるようになり、
どこまでもアメリカについてゆく「菅政権」をクリーンだからと
支持するようになったのです。
それに加えて、財政難を克服するとか(特権を生み出すものでしかない)社会保障の財源
の確保とか言って「消費税の増税」は“避けられない”と思うようになっていったのです。
そういう国の、そういう国民が、「現行の日銀法に問題がある」などというはずがありません。どこまでもお人よしなんですから、「マスゴミ」がそういう観点を持ちだすことがなければいつまでも気がつくこともないのです。
それもそのはず、(権力を監視する)「ジャーナリズム」を標榜する機関こそが、
「その体制の中の一つの権力」だったんですから。
自らを監視するメディアなどどこにも存在するはずがありません。
私たちにできることは「マスゴミを反面教師にすること」ですね。
「小沢は汚い」といったら「クリーンだ」ということです。
「検察もたまには失敗を犯す」といったら「いつも(意図的に)失敗させている」。
「消費税はあげないと財政が崩壊する」といったら「消費税を上げる必要はない」。
「政権交代は素晴らしいことだ」といったら「(それ自体は)素晴らしいことではない」。
「移民政策はこれから日本に必要だ」といったら「不要だ」。
「日銀の円売り介入はしてよかった」といったら「よくなかった」。
単純な話です。
これからも(マスゴミの報道が)そういう状態が続くならば、
マスゴミがある限り、真相は何事もほぼ明らかです(笑)
ここまで
ついでにあと2つの投稿も記録。
http://9319.teacup.com/tokaiamananndemo/bbs/2769
Re: 円高 投稿者:だいだいこん 投稿日:2010年10月12日(火)00時51分45秒
> No.2765[元記事へ]
元お座敷犬コンコンさんへのお返事です。
>
> 上記も大企業のプロパガンダ。
> 詳しく説明するのに飽きましたが。w
あの、今回の円高はアメリカの経済の先行き不透明のせいですよね。
ならば日本国の通貨の信用が上がったことにはなりませんよね。
アメリカの景気が悪くなれば日本の生活者が助かるのを喜んでいたとすれば、
アメリカの人たちのことをどう考えるべきでしょうか。
その国が国民経済を考えて行動した結果、「好ましい」円高になっているのでしょうか。
私はこういう状況を放置すべきではないと思います。
もちろん、特別会計による「円」の横流しなどもうやめるべきで、
国内に流通するお金の量を単純に増やせばいいだけだと思うのですがいかがでしょうか。
円高に問題があるとすれば、それは日本産の物の価値が相対的に上がることですよね。
ならば自給自足を目指すべきはずの「日本国」は、
どこであっても人気がなくなるのではないでしょうか。
安い外国産の製品ばかり買うことにはならないでしょうか。
あと、日本の物価が高くて暮らしにくいのは、
官僚主導でのせいで箱ものにしかお金をつぎ込んでこなかったことに
原因があると思います。
国民の生活に本当に必要なものを安く提供することも出来たんです。
それなのにダムとか高速道路とか要らないものばかり作ってきた。
そういう資金があるならベーシックインカムに廻せるのに。
円高と物価低とデフレで得をするのは日銀だけです。
ちなみに、円売り介入すればするほど円高になるようですね。
彼らは何を狙っているのでしょう。
実はアメリカはドル安で何も困っては無いないんじゃないでしょうか。
最初からそれを分かっていたんじゃないでしょうか。
米国債の大規模な購入→米国債の価格上昇→米国金利急落→ますます円高→介入(日本国政府の国債購入)→どこまでも続く
そういう世界にとって、「円高」の恩恵を一番受けるのは「軍産複合体」でしょうね。
もしかして、日銀でさえも単なる「駒」に過ぎないのかもしれません。
日本はいつまでアメリカに貢ぐ気なのでしょう。
国民の為の「円安」をしようと思えばできるのに、
それをすればアメリカが困るからということで結局何もしない。
中川昭一があういう死に方をしたのも象徴的でしたね。
日本国民の生活を犠牲にしてまで「米国債」を買い支えるなんて「売国」具合も
ここに極まれりといったところでしょうか、それに気がつきませんでした。
でも、よく考えれば日銀が国民の為に何かしたことは一度もなかった。
0金利政策でも金融緩和でも同じこと。
「預金しても利子ほぼなし」にも拘らず「お金を使う人が損をする」社会。
国民というものはいつの世も振り回されるばかりですね。
国家の目的は、「(全てを)国民の為にすると見せかけて貶め、搾取すること」でしょう。
ここまでくるとそうとしか考えられません。
ここまで
http://9319.teacup.com/tokaiamananndemo/bbs/2773
Re: 円高 投稿者:だいだいこん 投稿日:2010年10月12日(火)02時35分5秒
> No.2771[元記事へ]
地球人さんへのお返事です。
> だいだいこんさんへのお返事です。
>
> > 国民の為の「円安」をしようと思えばできるのに、
> > それをすればアメリカが困るからということで結局何もしない。
>
>
> 通貨安にするにはある程度の外交力が必要でしょうが、韓国はウォン安に出来ているのに日本が出来ないなんて不思議です
>
そういえば日本円は韓国ウォンに対しても円高状態なんでしたっけ。
なんかそうだったような気がしますね。
ちなみに、先進国の中でインフレ状態になっていないのは日本だけです。
それが何を意味するかもっと考えた方がいいですよね。
好ましいインフレは何によってもたらされるか。
官僚や日銀の方たちも、よ~く考えてみて下さいね。
まあ、答えを出せば立場がなくなるから自分の首を絞めることになるのは確かですが。
> 円高なのは国際金融マフィアの日本壊滅作戦なのでしょうか?
それはよく分かりませんが、少なくとも国民の生活を犠牲にしてまで
守りたいものというのがあるんでしょうね。
まあ、そんなことをいっても道を歩く人は信用しないでしょうけどね。
こうなっていることは当然ではないんですよ。
変えようと思えばいつでも変えられる。
国民の生活の為にやるべきことをやっていないから―――
というより、最初から意図的に計画的に操作しているんでしょうね。
国民の生活なんて考えるはずもないんですよ、官僚や日銀が。
せめて無利子非課税国債を発行して国民生活をなり立たせるべきで、
日本国財政崩壊論者には「増税で成長は無い」ことを素直に認めてもらうしかありません。
緊縮財政で得をするのはほんのごく一部の人だけです。
前にもソースを出しましたが、「カネがなければすればよい」のです。
それだけのことです。
それをしないのは、日銀その他がそれをすれば困るからでしょう。
お金というものの最大の特権は何でしょう?
それは、使わずにためていてもいつまでも腐らず、
「持っていること=権力」になることです。
つまり、お金が全てで「お金=権力」の世界では、(インフレが続いて)使わない方が得をするのではない社会に(少しでも)なってしまうと、自分たちの立場が狭くなり、権力は弱まっていくことになります。
しかし、お金というものが廻らないと雇用というものも生まれませんし、
国内投資もする人は減るでしょう。
そういうふうにして、なるべくお金を使わないような世の中になるんですよね。
お金が廻らないとモノとモノの交換がスムーズに行えませんから、
国民においてはますますお金がないせいで生きづらくなります。
そういう間にも喜んでいるのが、日銀なんですね。
だって、実質的に(社会全体のツールであるはずの)お金を独占しているのですから。
それほどいい立場にあることは他にありませんよ。
だから富裕層は緊縮財政を支持するんです。
お金というものが自分たちのものでなくなることを恐れているんですね。
まあ、そりゃ年金暮らしの方にはインフレが続けば困ることも出てくるでしょう。
しかし現在のような、使う人が損をする社会のままでいいとは思いません。
少なくとも一年につき2~3%上昇を実現すべきです。
そうでもないと、税収さえ増えることはありません。
勘違いしている人が多いような気がしますが、
今の日本の借金が(多いとした場合、)増え続けているのは、
いつまでもデフレを放置し続けたからなんですよ。
税収を少しでも上げようと思ったら、(例えば)「消費税をなくす」とか、
他にも「宗教法人からも法人税をきちんととる」とか、
「使われないお金を持つ人から多く取る(少なくとも高所得者優遇はやめる)」とか
いろんな方法があったわけですよ。
そして「上級公務員の信じられないほど高い給料を下げる」とか、
「大企業への特別扱いをやめる」とか、「無駄な公共工事をやめる」とか、
他にも一杯あります。
そういう問題を無視して、ただ単に「少子高齢社会」とか「人口減への見込み」とか
「国民がこれまで負担してこなかった」とか、「全て国債のせい」だとか言う人は
問題をすり替えています。
庶民や中産階級からこれだけ搾取されたお金がどうなっているのか。
それを追及すべきなのです。
お金を少しでも多く刷ることなくして、その上で国民からむしり取る。
お金というものが、搾取と支配の為の道具になっている。
そんなことがまかり通る日本はもはや国家ではありませんね。
ここまで
そう、そういうことです。
「失われた20年」なんかじゃない、
「失わせた20年」だった。
全て計画通りです。
で、この国って本当に誰の為にあるのかなって思って。
いっそなくなってしまった方がいいや、と思ったりして・・・
それくらい残念な気持ちでいっぱいです。
とにかく、これ以上搾取されないように工夫して生きていきましょうね。
そして、言うことを言っていきましょう。
国家やお金に依存せずにしっかりと生きている人はいっぱいいます。
今こそがばいばあちゃん精神ですよ。
お金がなくても幸せになれることが分かっている人。
そういう人と一緒に生きて、世界を作っていきたいものですね。
本当に「生きる力」を持った人なら、
例え国家がどんなことをしていても、
国家がたとえなくなったとしても生きていけるはず。
そういう人に、私はなりたい。
自分の中だけでも、失わされた20年を取り戻すことができたら良いですよね。
今、人間にそういう力が発揮できるか世界に試されているような気がする。
ここでお金が全ての世界から抜け出せない人は、
後世の人にバカ呼ばわりされるようになるでしょうか?
そうであってほしいと願います(笑)
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