死ぬ時に後悔しないように精一杯生きること=生まれてきた意味
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自分が生きる理由は生活(生きる世界)の中にきっとある。
どれだけ大変な思いをしていても、
それを乗り越えたら意味のあるものになるはず。
ただ、自分を貶める存在を知るべきだ。
逃げることがいけないことは全くなく、
真実から目をそらすことがいけないのである。
これは自分という人間にも言っておきたい。
逃げることそのものより、
逃げること自体でさえ逃げることの方が。
何百倍も愚かだ。
逃げることから逃げることとは、
自分がその世界に生きていないことを意味する。
逃げることとは、生きる手段なのだ。
人は、常に何かから逃げつつ生きている。
見えない恐怖を見ようともせず、
ただ平常心を装って。
死なない、よって生きている。
生きようとして生きているわけではない。
だから、生きていること自体に
価値を見いだせなくなってしまっているのだ。
どうしてこんなに生きづらい
世界になっている。
本当はもっと素晴らしい営みが送れるのに。
知らされるべきことが知らされず、
知らなくてもよいことを知ってしまう。
こんな人間は自分だけだと思ったりもする。
そういう所が、同じだったりするのに。
明日が楽しみな生き方ができたら、
それほど嬉しいことはない。
一体、自分は何者なのか。
毎日、自問自答している。
自分はひとりの人間でしかないのに、
それを認められず、最後まで納得できない。
同じ人間の中で、優劣をつけてしまうから。
中学の時、ある同級生がつぶやいていた。
(自分が)生まれてこなかったら良かったのに―――
事情はよくわからなかった。
でも、生まれてきていなかったらそう思うことさえできなかった。
私達は、社会の狭間や世界の片隅に生きる人に、
注目することがあるのだろうか。
見たいものだけを見てしまってはいないか。
人間とはこういうものだ。
○○とはそういうものだ。
私はどういう人間だ。
言葉で自分を括ってはいないか。
そして
無念に亡くなっていく人々に対して
何か想像することはあるだろうか。
自分が生きることで精いっぱいな世界になっている
そういう状況で見知らぬ他人の生活など
構っていられないだろう。
私も自分のことで精いっぱいだ。
しかし、よく考えてみてほしい。
人の命がお金に換えられるようなことがあっていいだろうか。
人々の為に生きたすばらしい人が殺されてもいいだろうか。
自分が人を殺していないとは言えるものなのか。
こうも言える。
自分が生きている事自体には本当に意味が無いのだろうか。
直接役に立っていないからといって、
生きてはいけないものなんだろうか。
自分の存在自体が、人を助け、支えているとは言えないのか。
誰しも、自分が生きている事を大切にすることは、
誰かを救っていると思う。
全ての人が、
生まれてきて良かったと思える世界にしよう。
こんな所からで申し訳ないけれど。
ほんの些細な出来事が、未来を形作ると考えて―――
大津波が来て危なくなっても、象は人を背中に乗せて高台に走った。
こんなに素晴らしいことが他にあるだろうか。
人間にそれが出来るだろうか。
いつ死んでもおかしくないような戦場(イラク)に生きる人が、
遠く離れた日本という国での自殺者の多さを憂う。
宇宙から見れば、人間はちっぽけな存在だ。
何を所有し、何を支配する。
ゲームのようなこの世界で、
それでも純粋に、自然に生きている人はいる。
無念に死んでいった人たちに恥じない生き方。
それは、生きている事自体を大切にすること。
いつ、どこで、どんな風に、死ぬかもわからない。
判らないからこそ面白い。
せっかく生まれてきたんだから、人生を楽しもうよ。
自分にそう言いたい。
成功の反対は失敗ではなく、あきらめることなんだ。
生まれてきた意味をどこまでも追い求めたい。
疲れ果てて亡くなる直前まで。
抗がん剤も決して使わずに。
この世は他人との競争のための場ではないはず。
でも、
死ぬ時に後悔しないように精一杯生きる。
自分を疑い、自分と闘い続ける。
自分だけの為でもなく、他人だけの為でもなく。
あきらめたらそこで試合終了だから。
命尽きるまで、精いっぱい生きること。
それが最高の弔いになり、おかしな世界を変えると信じて。
そして、
世界≒人生だから。
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